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中学生の方が塾に来るニーズは、「定期テストの点数アップ」と「高校入試合格」がほとんど。しかも、高校入試突破のためには内申点をしっかり取得しておく必要がありますから、この2つのニーズは密接に結びついているといえます。
当塾において、どのような形でこの2つのニーズに対応していくかを具体的にご紹介いたします。
当塾に入塾したら、まずは基礎問題を使って自分ができる問題とできない問題を確認していきます。これは、もう既に理解のできている単元は授業ではふれず、できていない単元に絞って授業プランを立てるためです。
また、どの単元ができて、どの単元ができていないのかはお子様自身もよく分かっていないケースがございます。これらを明確にすることによって、どこを勉強すればよいか分かるようになり、これからやるべきことを見立てやすくなるという期待もできます。
できていない単元が見つかったら、早速それを「できる」ようにしていきましょう。特に重視するのは、数学と英語の2科目です。これらの科目は以前に習った学習の土台が積み重なっていないと定期テストに太刀打ちできないからです。まずは復習中心に授業を行います。
しかし、こうしている間にも学校の授業はどんどん進んでいきます。そのため、ここは効率を重視して、ポイントに絞って教えたり、補習をこまめに行って対応していきます。この学校に追いつくまでの授業が最も苦しいものであるケースが多いのですが、楽しい授業を展開し、「できた」ことをしっかりほめていくことで、モチベーションの維持に努めます。
上記の土台が完成したら、いよいよ定期テストに目を向けていきます。お子様にもよりますが、最初は科目を絞って点数アップをめざします。これは、いきなり全ての科目の点数アップを狙うとやるべきことが多すぎるゆえに結局どの科目も中途半端になってしまいがちだからです。
また、最初に点数アップを目指す科目は得意科目がおすすめです。得意科目の方が点数を伸ばしやすいですし、点数が伸びることでお子様の自信にもつながり、苦手な科目の克服にも「できる」という意識が高まるからです。
定期テストの点数アップを目指すお子様の授業は、学校の授業の予習になるようにカリキュラムを組みます。そして、お子様の目標とする点数にもよりますが、授業で扱うことはあくまで基礎基本に絞り込みます。
授業の進め方は大まかに次のような形になります。
1.その単元のポイントになることを説明する。
2.例題を、講師が質問しつつ一緒に解く。
3. 2で解いた例題によく似た類題を生徒一人で解く。
また、お子様には学校の授業を決しておろそかにしないことを伝えます。学校の授業がよく分からなくてつまらないというお子様でも、塾で予習することによって、学校の授業がその「復習」になるため、学校の授業が分かるようになるということが期待できます。
当塾では、宿題を「日割り」にして出題します。つまり、毎日継続して問題を解くように指導を行います。
しかし、1日あたりの宿題の量はそこまで多くありませんし、内容も授業で扱ったことの類題を何度も繰り返して解くというものです。一度やった問題をもう一度解いてもらうこともあります。
この宿題の目的は、学習習慣をつけることと授業で行ったことの定着を図ることです。難しい応用問題はあまり出題しませんので、勉強が苦手なお子様でも無理なく学習習慣を身につけ、学習したことを定着させることができます。
定期テストの2〜3週間前から、テスト範囲になりそうな単元をある程度予測して、今まで習ったことが覚えられているかどうかを復習します。正答率の低い単元を中心に、補習や追加授業なども活用しつつ、復習を行います。
定期テストの問題は、学校から課されたプリントやワークから出題されるケースが大半です。50〜70点を目指すならば、基礎学力のみを習得してテストに臨んでもらいますが、70点以上をめざす場合、学校の教材に載っている応用問題にも着手してもらいます。
学習の習慣がついて、最初に希望した数科目がある程度伸びてきたら、5教科同時に着手していきましょう。科目数が増えるので、それだけ負担が増えますが、やることは基本的にどれも同じです。
理科や社会は、暗記することも必要なので、暗記が苦手な人のために一問一答の用語テストなどや重要な語句を赤シートで隠せる教材などをお渡しします。
高校入試といっても、最初にやることは基礎学力ですし、内申点のこともありますから、定期テスト対策と同じように基礎学力を養成していきます。
宿題も、定期テスト対策と同様に反復演習で習ったことの定着をめざします。
まずは、基本を確実におさえていくことを最優先していきましょう。
学校のある時期は、学校の進捗や定期テストもあるため、実際には入試問題やそれに近い問題に、なかなか着手できません。
やはりGWや夏休みといった時期が「入試」を知る絶好の機会です。入試対策の最初の導入は、実際に問題に触れて、どんな問題が出ているのかを知ることです。五ツ木摸試の受験も進めていきます。
決して解けなくとも、これからどんなことをしていけばよいのかを考えるチャンスになり、お子様が入試を意識するきっかけにもなります。
基礎学力がしっかり習得できた人は、応用力や入試での実戦力を身につけるためのアウトプットを主軸とした学習プランを立てていきます。実戦演習を始めるタイミングは、お子様の志望校にもよりますが、大阪府公立高校の最も難しい「C問題」を受験するのであれば、遅くとも9月には実戦演習に取り組みたいところです。
入試に対応する力をつけるには、塾での授業以上に、毎日の問題演習時間の確保が重要になってきます。解法のコツなどは授業で扱いますが、自習などを積極的に促して、問題に向き合い、思考し、どう解けばよいのかを考える時間を確保していきます。